2010年8月5日 PJニュースに  会員企業の有限会社望月塗工研究所殿が掲載されました。

会員企業:(有)望月塗工研究所殿の掲載記事

PJニュース 2010年8月5日

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町工場ネットワークで、モノづくり魂をはぐくむ(有)望月塗工研究所  
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「これまで四期連続で黒字計上してきましたが、直近の業績は多少落ち込みました。しかしこれまでの不況も底打ちし、上向きになっています」というのは、東京都・大田区の(有)望月塗工研究所の望月直人社長(43)である。同社は、高度な焼付塗装の技術をもつ。

大田区では、自分の工場ではひとつの作業しかしなくても、ほかの工場で別の作業をするところと連携して、製品を完成できるるながり、ネットワークがある。
地域での「仕事の仲間まわし」は、自転車ネットワークともいわれ近距離に多様な作業ができる企業があつまっているから可能となる。

同社も、蒲田工業共同組合や城南ブレインズなどのグループの一員として堅実に事業を展開してきた。 (参照サイト:城南ブレインズ

町工場の多くは、量産品生産は中国・東南アジアに移転したことから、国内企業の試作品や特殊な注文に応じることのできる一芸に秀でた職人技のある会社が地域で勝ち抜いている。
それは職人技の創意工夫にかかってくる。では、どうすればネットワークの仲間に信頼される職人技を身につけることが出来るのか。

望月社長はこの春、(社)太田工連の主催する地域の新入社員セミナーで「経営者からのメッセージ」を頼まれた。新入社員に期待することや経営者として何を望むか、どう育って欲しいかなど、新入社員の不安を取り除き、やる気をおこさせる講話を行っている。

その中で伝えたのは、まずは仕事を早く覚えて欲しいということ。そのためには、会社になれることである。仕事をするなかで、初めて経験することが多い。そこから学ぶことでその先に自分の考えで提案することが生まれる。今あることだけに目を向けるのではなく、昔から伝えられてきたことの意味を学んで、自分なりの経験にして欲しいということ。

望月社長が現在の仕事に就いて約20年。夢いっぱいだったかというと、必ずしもそうではない。とにかく、働かなければ人としてダメな人間になるのだからと思い、お給料をもらうにしても「まあ~こんなものであろうか」と思っていたという。

28歳の頃、会社の中で役職を与えられた時でも、漠然とした意識でいた。それがある仲間の会合で、「自分に自身がない場合に、自身を得るために知る努力をしているか?」「自分のために出来ることを知っていながら、なにも努力をしていないのでは?」という言葉を聞き、眼からうろこが落ちる思いをしたという。

そこから、自分の生きていっる時代を欲張って生きることが大切と考えるようになった。
「今この時が新しい時代であり、それを大事にして夢と希望をもって、自分らしさを発揮することを心掛けること。人からありがとうと言われる仕事をして欲しい」と説く。

さらに望月社長は、人間的な成長と社員として人とどう関わっていくかについてもアドバイスしている。初めての仕事では失敗の経験はつきもの。それを隠そうとか、その場しのぎを考えることは、成長をさまたげる。失敗をおそれて大胆さを失うことなく、同じあやまちをしないようにすること。そして、次の段階に進むためにするべきことを考える努力が必要と思う。と語っている。【了】